一つの節目として
朝から雨が降り、テレビでは天皇退位の話ばかりやっています。色んな著名人が色んなことを言っていますが、私には鴻上尚史さんのこのツイートが一番心にしっくりきました。
いくつかのマスコミから、「平成30年を語ってほしい」という依頼を受けたがすべてお断りした。それは、僕が「平成」という単位で考えたことがなかったからだ。それは、1989年から2019年までの30年でしかない。「令和」で盛り上がっている人は、平成で考えてきた人なんだろうか。
— 鴻上尚史 (@KOKAMIShoji) April 29, 2019
私も元号で物事を考えてはいないので、ごく普通に過ごせば良いのだと思うようになりました。この改元というある種のお祭り騒ぎは、それをうまく利用しようと考える人たちにうまく利用されているような気がします。
とは言え、これを節目にこれまでを振り返るのも悪くはないと思っています。ちょうど私が20歳の時に始まった平成、この30年間は本当に色んなことがありました。
家族の死、病気、失業など誰にでも起こるごくありふれたことばかりですが、自分の身に起きてみるとどれも大変でした。大きなことを成し遂げたわけでもなく、失敗ばかりではありましたが、自分なりに必死に生きてきました。
令和になってもそれは変わらず、何事も成さぬままただ必死に生きて死んでいくんだろうなと思います。多くの方のお世話になってきたので、ささやかでも何か人の役に立てたら良いなと思っています。
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最近買ったこのアルバム。もうすぐ解散する「ねごと」。これらの曲は配信でも聴けますが、今までの感謝の意味を込めて買わせていただきました。ブルーレイのPV集とフォトブックレットが嬉しい商品です。消えてしまうには惜しいバンドなので、余裕が出来たら復活されることを願っています。